Professor 渡辺香津美 氏から、ご依頼いただきました!
今回、ギタリストの渡辺香津美氏より、13ピン周りのラックシステム、ならびにombat Guitar、Ovationの13ピン改造をご依頼いただきました。
その詳細を、ここにご紹介させていただきます。
【金さんギターの13pin改造】
改造前の金さんギター
改造後の金さんギター
コントロールは綿密な打ち合わせの結果、上記のレイアウトに。プレイヤビリティーを最優先し、かつ、美しいルックスがご希望。
まず第一のトライは、13ピンジャックを90度回転させた形で取り付け、L型13ピンケーブルがエンドピンに向く構造とすること。
ボディー厚がぎりぎりなので、精密なジグを製作することから始まり、ギターアウトのジャックとのコンビネーションプレートを製作し、実現しました。これにより、13ピンケーブルの取り回しが非常にスムースになりました。
今回、ボディカラーを意識して、製作した、各パーツのアップフォト。
【写真左】ゴールドに塗装されたGKピックアップ。
【写真中】コードホルダーの部分も、邪魔になるので、アルミ材で製作。非常にスマートなスタイルのGKが完成!
【写真右】左の写真は、ノブをゴールドに塗装したS1/S2スイッチ。さりげなく、目立たないが、操作感は抜群!
香津美さんの、トレードマークのサイコロノブも実際のサイコロから製作!
お決まりの、青LEDも光ファイバー埋め込み式でアーチトップのボディーにフィット!
特に今回は表面に鏡面研磨を施し、一段と、シャープな閃光を放っている。
ヘッドの裏側には、おなじみのロゴマークが
【Ovation にGK改造】
急遽決まった、OvationのGK内蔵改造! 非常に巻きの作業でしたが、無事に完成!
改造前の状態。GK-2AHのホルダーに苦労の跡が・・・
内蔵改造後の状態。GKのドライブにはTSCのカスタムサーキットを使用しました。
コントロールのレイアウト。ココにも、サイコロノブが装備されている!
13pinアウトも、まさに最初からあったかのような仕上がり・・・
ヘッドの裏側には、おなじみのロゴマーク
【ラックシステムの製作】
GR,VGのラック化だけでなく、AXONも含めた、システムコントローラーもワンオフ製作!
香津美さん仕様のギターシンセユニット、GTS-33R(GR-33) 裏パネルの右側にHOLDとP-GLIDEのフット端子を増設。
こちらは香津美さん仕様のヴァーチャルギターシステム、GTV-88R(VG-88)
こちらが今回の目玉、13pin Unit Selector & Custom Controler。
2本のギターのセレクト、4台の13pin機器のコントロールが可能で、専用のフットSWで、各ユニットをリモートコントロール可能なシステム。
今回、ワンオフしたフットコントローラー。インジケータは当然「ブルー」。2つのジャックは、GTS/GTVのCV端子。
今回製作した注目のRシリーズ3機種!
今回コントロールされる、3台の13pin機器。(AXON AX100/GTS-33R/GTV-88R)
【ラックシステムの全体】
システマチックに組み込まれたRシリーズ! 他の機器との、組み合わせも非常にスムースです。
システマチックに組み込まれたRシリーズ! 他の機器との、組み合わせも非常にスムースです。
フットボードと組み合わされた13pin関係のラックシステム。
実際のLIVEステージで、目で耳で、そのサウンドをお確かめください!